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執筆者の写真早紀 白仁

レコーディング忘備録②

レコーディングをする際に一番、時間をかけ悩んだことは、

”レコーディングをする場所”についてです。



レコーディングの専門家、富先生に一から色々と教えてもらいました。


まずは、どの様に録音するか?


①ホールの様な場所で、一緒に演奏する


②ブースの別れたレコスタを使う



大きく分けるとこの二択なのですが、どちらのメリット・デメリットもあるので

ピアノの滝澤さんと二人で、いろいろな場所へ足を運び、音を出して話し合いました。



そして、一番の重要である、””ピアノ””の弾きごごちなどは

実際に弾いてみないとわからないので、楽器を触ってみて決めることにしました。



ホールも、いくつか日程を組み、実際に二人で音を出してみて

響きの感じを確認しました。


レコーディングスタジオも候補を少し出して、ピアノの試奏にも行きました。




①ホールの様な場所で、一緒に演奏する


この方法だと、いつもと同じ様な雰囲気、リラックスした気持ちで

お互いの顔を見ながら演奏できるというのがメリットでした。


阿吽の呼吸でアンサンブルするときも、しっかり合わせることができます。


そして、楽器同士の混ざり合った空間の音があるので、

一体感・生感・があるので、クラシック系の方などはホールで録音する方も多いそうです。


ジャズ系でも、ホールで実際にレコーディングをした音源を富先生に聞かせていただきましたが、ホール特有の、温かみのあるサウンドがとても印象的でした。


楽器や歌声が暖かいホールの空間で混ざり合っている、そんなイメージの曲の時には

ホールでのレコーディングもとても良いのだと知りました。



②ブースの別れたレコスタを使う


メリット

・部屋ごとに別れて演奏するので、楽器ごとに細かくミックスできる、

・リテイクや後から音を足したり、減らしたりできる、

・音をクリアに録音できる


デメリット

・窓がないブースだと、目配せなどはできない



デュオで、息を合わせる曲がとても多かったため、

メリット、デメリット、合わせてとても悩みました。






この写真は、レコーディングのご相談を最初にした頃。

洗足学園のレコーディングスタジオで、レコーディングの機会をいただきました。


夏ですね。


確かこの後、まっすーとタピオカ飲んで帰りました。


その③へ続く

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